煙突掃除、薪ストーブメンテナンスはどれくらいのペースでやらなきゃいけないのか。
よくお客様に聞かれる事です。
僕の回答としては
「毎年がベスト」
と言ってます。
ハッキリとした回答じゃなくてモヤモヤするかと思いますが。
以前は上手に薪ストーブを焚けてる方だと
「2年に一回」
と、お伝えしていたのですが少し考えが変わりました。
それは実際に煙道火災を起こしたお客様宅へメンテナンスへ行く機会が複数回あったから。
昨年はおかげさまで80件のお客様宅へメンテナンスに伺わせていただきました。
その中で3件、煙道火災を起こした現場がありました。
確立にすると3.8%
僕はこれをまあまあ高い確率だと思います。
大卒者が大企業に就職後、3年以内に辞める確率と同じくらいだそうです。(チャットGPT調べ)
ありえそうな数字じゃないですか?
今まで薪ストーブ屋に勤めていたときには、煙道火災を起こしたお客様というのは出会ったことがなかったです。
それが、独立して自分で仕事を始めたとたんに3件もあった。
違いは何かというと「意識の差」だと思います。
自社で薪ストーブを設置してくれたお客様へは最初に取り扱い説明を行います。
その際に「正しい使用方法」と「定期的な薪ストーブメンテナンス」の重要性をお伝えさせていただいているので、今まで自社で設置したお客様で煙道火災を起こしたお客様はおりませんでした。
煙道火災を起こされたお客様はベテランユーザーの方で、取り扱い説明を受けてないお客様でした。
(昔は取り扱い説明の文化があまりなかった模様)
要はちゃんと煙突掃除をしていれば煙道火災は起きないし、していなければそれなりに火事になるという事です。
1年煙突掃除をサボったからってすぐに火事になるという可能性は多くはないです。
でもゼロではありません。
なので冒頭の質問にたいしては「毎年がベスト」と答えています。
「数年に一回で良いですよ」とお伝えしたお客様が煙道火災を起こしてしまったとしても責任をとれないので。
もちろん僕自身も毎年メンテナンスをしています。
面倒ではありますが、あたりまえの習慣として。

これは煙道火災の熱で変形した煙突トップ

本来はこういう形。

2重断熱煙突も熱で変形。
外からの衝撃で凹んだのではなく、熱の収縮の影響で中側に吸い込まれていくように。
ここまで変形すれば断熱材もダメになっているので煙突交換が必要。
煙道火災の恐ろしさを感じさせる。
自宅や周りに飛び火することなくこれだけですんだのは不幸中の幸いでした。
こういうショッキングな現場を立て続けに見たので、僕からは
「煙突掃除は毎年がベストです」
とお伝えしております。
よろしゅうたのんます。