2024-07-14 blog

(追記)薪ストーブをメンテナンスする時期

煙突掃除をする様子

前回のブログは書いてるうちに話が変な方向にいってしまったので

考え方をいくつか。

春:ストーブの錆びを防ぐため梅雨前までにメンテナンス

梅雨の時期にストーブ内に残っている灰やススが湿気を吸って

ストーブが錆びてしまうという考え。

たしかに考えとしては理にかなってるかと思う。

でもいっぱいメンテナンスしてきた中で、実感としてはあまり影響ないかと。

環境によるかなと。

使い始めて10年くらいのお客様で

「煙突掃除はしてたけど本体のメンテナンスはしたことがない」

というお客様のストーブを分解したときにめちゃくちゃ錆びてた事はあった。

これは溜まった灰やススを取り除くとあらわになった部分がやたら錆びてたので

湿気と灰、ススの因果関係はあると思う。

とくに湿気の多い環境では実際に錆びてるところもいくつもあったけど

確率的には少ない。

ただ外気導入してるところは錆びが多いと感じている。

外国では「灰やススがある事で錆びから守る説」もある。

なのでやはりその地域、環境によるかなと。

夏:やらない

夏の屋根の上はホンマにあつい。

気温と直射日光で暑いのもあるし

屋根が熱すぎて足のうらが熱くてジッとしてられないってのもある。

砂漠で片足づつ交互に上げ下げしてるトカゲみたいな感じ。

煙突も熱々になってるから素肌に当たるとジュッってなって

ヤケドしたんちゃうかなって思う。

けど実際ヤケドしたことはない。

という事でわざわざ夏にやる必要は無いかなと。

ただし!

僕は夏でもバリバリ作業しますので遠慮なくお申込みください。

「涼しくなってから依頼しよう」

と気をつかってくださるお客様が結構いらっしゃいますが

10月くらいに集中してしまいますと込み合って

なかなかメンテナンスに伺えず11~12月くらいに

なってしまう事があります。

急に寒くなってもメンテナンス待ちでストーブが使えない

というのも嫌な感じですし

僕としても業務を分散させたいところはありますので

お互いにメリットがあるというところで

夏のお申し込みもお待ちしております。

秋:使う直前に点検がてらメンテナンス

煙突トップ部分に鳥が巣を作る事がたまにあります。

春にメンテナンスをしていざ使おうと思ったら

鳥の巣が作られてて使用できないって可能性はあります。

この可能性をなくせるという点で秋にメンテナンスすることのメリットはあります。

デメリットとしては

  • お申込みから作業実施日までにタイムラグがある

 一番込み合う時期になりますのですぐに伺えない場合があります。

  • メンテナンス時に破損部品があった場合、部品入荷までに時間がかかる場合がある

 薪ストーブは外国製である事がほとんどです。

 国内に在庫がない部品だと入荷までに数か月かかるものもあります。

どちらもストーブ使いたいときに使えないというリスクがありますね。

冬:トラブル

冬は基本的には薪ストーブを使用している時期なので

通常メンテナンスはないけどトラブルでお伺いすることはあります。

煙突が詰まって煙が逆流したり、薪が燃えないとかですね。

煙突が詰まったならまだ良しですが

最悪は本当に火事になります。

確率は少ないですがマジで火事になってる現場はあります。

家が燃えないにしても煙突が壊れてしまったり。

こうならないために春~秋の間にちゃんとメンテナンスを

しておきましょうという事ですね。

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そんなこんなで春夏秋冬メンテナンスする時期に対しての考え方をまとめてみました。

ちなみに僕のベストアンサーとしては

「毎年、春にメンテナンス」

だと考えています。

もちろん自宅の薪ストーブはそうしてるし

僕の考えとしてはシーズン中、毎日ストーブを使う方は

最低でも2年に1回はメンテナンスした方が良いです。

岐阜の煙突掃除人は年中メンテナンスを受け付けしておりますので

どしどしお申込みくださいませ。

夏は暇しております(;・∀・)v

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!